茶太郎的な毎日

ネットなんかでちらほら
見かける『高品質』っていう言葉。

いったい、なにをもってそういうてる？
写真を見る限りではどう見ても
レベルが高いとは思われへん。

犬の高低ってどこを見るのか！？
一般的に家庭で生活するぶんには
心身共に健康っていうのが高品質？
っていうか健康って最低限の条件よね。

ショーやブリードになるとこれプラス
顔の作りや四肢の構成、歩様にコートの
状態なんかも必要やね。

高品質って表記するなら
このあたりも特別ってことやろ？

ところが高品質って表記してある子は
どう見てもただのペットちゃん。
それどころか健全性は大丈夫？って感じで
鼻や爪、アイラインの色素なんかが飛んでたりするやん。

この"高品質"って出どころは
どうやらチャンピオンの子って事みたいや

前にも書いたけど日本の(ジャパンケネルクラブ)の
システムではチャンピオンはたいした価値はない。

４回勝てばいいだけ。
それもチャンピオンのいないところで。
ちょっと金かけたらチャンピオンになるのは
それほど難しくない。
うちにおる『レイリー』とか『ガルシア』
『パトラ』なんかは金かけたら即やわ。

沖縄では年に１回もないドックショー
４回勝とうって思ったら、当然４回は
エントリーせんとあかん。
年に１回もないから４回エントリーするだけで
5年も6年もかかってまう。
もう、そうなるとその子は6歳、7歳や。
その歳じゃ…

となると遠征してショーにエントリーするしかない
自分が行くとなると交通費に宿泊費がかかる
プロハンにお願いするとなると、ハンドリング費に空輸費用が・・・

どっちにしても何万円もかかる。
この価値に低いチャンピオンにそんなだけ
金かける意味はあるか！？ちゅう話・・・

この金かけたらなれるチャンピオンの子が
はたして"高品質"なのかどうか？
こういう言葉で購買意欲を煽るような事は止めてほしいわ。