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2008年04月14日

ダックスの事11

なんか気持ちよく晴れてくれへんなぁ~
湿度と気温だけは高いからむわっ~としてる。
不快指数高いなぁ・・・

さてさて今日は今までやってきた
カラー遺伝子の見方を具体的にやっていこか
AやらBやらを並べていって、その子の遺伝子記号を並べていくでぇ

例えばこの子
 ダックスの事11
ブラック&タンやな、これを表記すると
 『atatBBCCDDEEggmmSStt』 ってなるんや
最初の『atat』 はブラック&タンってこと
これが『ayayBBCCDDEEggmSStt』になったらレッド。

次の『BB』は鼻とかパット、爪の色は真っ黒やからね。
これがチョコタンなら、ここの表記は『bb』ってなって
チョコキャリアなら『Bb』ってなる
 『atatbbCCDDEEggmmSStt』って感じとか(チョコ&タン)
 『atatBbCCDDEEggmmSStt』って感じや(チョコキャリアのB&T)

って感じにC以下を見ていくんや

いくつか例を出すと
『atayBbCCDDEEggmmSStt』 シェードレッドでチョコキャリア

『atatBBCcchDDEEggMmSStt』 シルバーダップルでクリームキャリア

『atayBbcchcchDDEEggmmSStt』 シェードクリームでチョコキャリア

『ayayBBcchcchDDEEggmmSStt』 ピュアクリーム

『atatbbCCDDEEggMmSStt』 チョコレートダップル

『atayBBcchcchDDEEbrggmmSStt』 クリームブリンドル

『atatBbCcchDDEEggmmSStt』 ブラック&タンでチョコ、クリームキャリア

ややこしい例を書くと
 『atayBbCcchDDEeggMmSStt』 ってなると・・・
レッドダップルのクリーム、チョコキャリアで制限遺伝子を
持ってるので鼻や爪とかの色素ポイントは年々退色していく
ちゅうことになる。

ついてきてるかな??
わけわからんようになってきたやろ!?

基本的な考えとしてB、C、Eの退色に関係のある
シリーズに小文字が多くなるとリスクが高くなる。
小文字が代々並ぶような組み合わせで交配していくのは
避けるべきちゅうことや。

こんな感じで自分の愛犬を表記してみてみ。
この記号を元に、このカラーの子と
掛け合わしたらハイリスクやとか
この子やったらリスクは少ないとかって決めていくんや。

それとこれはあくまで卓上の理論やで
生き物相手にしてるんや
いろんな事が起こる可能性はあるちゅうことを
忘れたらアカン。

同じクリームでも濃い目の奴とか薄目の奴とかもおるやん
『cchcch』って並んだ場合でも、その作用には強弱がある。
まぁ、これはBやらEやら、いろんな遺伝子が複雑に
絡み合っての結果やからね。

この遺伝子の分野は日々研究が進んでいる分野
今まで解明されてきた事が覆される日がくるかもしれん。
それとダックスを中心に話をしてきたけど
他の犬種でも同じようなもんや
細かい部分はちょっと違うとこもあるから
他犬種の事はそのスペシャリストに聞いておくんなはれ
たとえばプードルには『aa』でも黒になるケースがあるんやて。

次回は実際に掛け合わせるとどうなるんか?やな。





Posted by 茶太郎君 at 10:24│Comments(0)
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