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2008年03月28日

ダックスの事

桑田が引退したなぁ~
最高のピッチャーの一人やったと思うわ。

岡田のボケは今頃になってやり方変える
今まではオシムを引き継いでたけど
今後は好きにやらせてもらうとかいいだしてるやん・・・
もう始まってんのに今頃からチームいじってどうすんねん!?
選手が世界レベルに程遠いのにせめて監督ぐらいは
世界レベルの人に頼もうやぁ~・・・
もう次のW杯はアカンかもなぁ・・・

さてさてご存知の方も多いと思うけど
ウチにはダックスがうじゃうじゃおる。
その数、40数頭・・・・・
生後1ヶ月の子から13歳の子まで、
コートもボウボウの奴からつるつるの奴、ワサワサしてる奴
みんなミニチュアやけど3毛種みんなおる。

もう20年ぐらいダックス達と生活してるから
いろんな人からいろんな事聞かれる。

その中でも多いのがトイレの事、無駄吠えの事
フードの事、体重の事、それと椎間板ヘルニアのこと。

時間を見つけながらボチボチとこれらの事を
書いていこうと思ってる。

まずは椎間板ヘルニアかな

ご存知のようにダックスは椎間板ヘルニアになりやすい。
それはちょっと奇妙なあの体形と関係がある。
ダックスは胴長短足で胴が長い為、背骨に負担がかかりやすい
って言われてるけど、実はそれは違う。

体形に関係があるには事実やけど
ダックスが胴長短足ちゅうのはちょっと違う。
確かに短足やけど、特別胴が長いちゅうことはない。

改良の過程にもアナグマの穴に入るために対策として
足を短くしてきたという事はあるけど、胴を長く改良してきたちゅう
過去はない。穴の中で胴が長いとUターンもしずらいしエエことないやろ。

でぇ、問題は短足ということや。
ダックスの足が短いのは、足の骨の成長軟骨が早期に変性・閉鎖して
伸びひんようになってまうため。
これってホンマやったら骨の成長不良を引き起こす「病気」やねん。
でもダックスに限ってはこの遺伝子を固定してしまったため病気やない。

という事は、成長軟骨の早期閉鎖は足以外の骨にも影響するんや。
足の骨は元々長いから、これが伸びへんとなると目立つけど
他の骨は元々短いから成長が阻害されても目立たへん。
背骨にも成長軟骨はあって、ダックスはこれも早期に閉鎖してしまう。
それに伴い椎間板の変性が起こる。

そうやねん、ダックスが椎間板ヘルニアになりやすいのは
成長軟骨の早期閉鎖による椎間板の変性。
決して「胴が長いから背中に負担がかかる」からやないんや。

という事は、これは遺伝に関わることの可能性が高い。
遺伝子の固定が関係してるんやから。
そして遺伝性となると素因を色濃く持っている個体と、
そうでもない個体がいるはず。

という事は、単に体重制限してるから大丈夫とか
ベットやソファーから飛び降りたりしたらアカンとかちゅうも問題でもない。

そう、遺伝性の素因を強く持ってる子はガリガリでも、毎日おとなしくしてても
発症する可能性はあるちゅうことや。
逆に、素因をあまり持たない子はデブろうと飛び降りようと
簡単にはならへんちゅうこと。

でも肥満や飛び降りは発症のきっかけになるのは間違いないと思う。
遺伝性の素因を強く持つか持たへんかなんか外見では見分けがつかへん

それやったらやっぱり肥満に注意するとか高いところからの飛び降りは
できるだけ避けるとか運動不足にしないとかちゅうのは大事な事や。

ちなみにウチにうじゃうじゃおるだダックスの中で
今までヘルニアになったのは4頭。
そのうち血縁関係にあるのは3頭。この3頭は親子や。
今のダックスは5頭いたら1頭はヘルニアを発症するって言われてる。

遺伝が関係するのではって言われてはきたけど
股関節形成不全や膝蓋骨形成不全のように遺伝が
確定的とまでは認識されてない。
まぁ、これが遺伝性の疾患でこの遺伝子を持つ個体で繁殖をしないとなると
ダックスフンド自体も同時に消滅するちゅうことやろな。

足を短くしてきたおつりがここにきてるちゅうことなんやね。
ダックスのあの奇妙な体形を維持していくには
上手に付き合っていかなアカン、疾患ちゅうことや。
こういうのは他の犬種でもあるわな
コリー系の犬種は麻酔に対する反応が過敏で麻酔事故がおきやすいとか
フレンチやブルが熱交換が苦手で熱中症になりやすいとかな。

まぁこれが発生のメカニズムやな。
そやから普段の注意事項としては
正しい体重管理、不用意な飛び降り、滑りやすい床
普段から運動して多少の無理がきく身体を作っておく事とかやな。

今回はこれぐらいで
次回は、『注意してても発症してもうたら』やでぇ。

ダックスの事




Posted by 茶太郎君 at 23:28│Comments(0)
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